2012年8月31日金曜日

8/31 月末駆け込み入荷情報!

こんばんは~。
月末ということもあり、昨日今日で少し入荷がありました。

まずはSTANCEソックスの秋モデルなど。
この2つは新作ではありませんが、どうしてもやりたかった2種類。
前回のタイミングでは在庫がなくて取れなかったんです。
スケートする人(おじさん?)なら、これは欲しいはず!
ちなみに右にチラシが写ってますが、このイベント明日開催ですよ!!
お近くの皆さん、こぞってパーティーに参加をお願いします。


こちらが秋の新作です。サイズはメンズサイズ(L-XL)がほとんど。
ブランドの意向ですので、女性の方はご容赦を。

続きまして、中川政七商店さんから

東京スカイツリーふきん!
公式ライセンス商品ですね。
こちらは店舗限定販売となりますので、お店にぜひいらして下さい。


秋冬の食卓を彩るごちそうふきんも入ってます。

本日のところは以上ですが、実は入荷は明日がヤバい。
イベントなのに。。。

アウトドアリサーチ(アウトドアウェア、グローブ)
ダーンタフ(ソックス)
その他カットソー、小物などなど。

頑張ります!

本日もありがとうございました~


2012年8月27日月曜日

GRANITE GEAR - AIR ZIPSACK XXS

相方シリーズが続きますが、グラナイトギアのエアジップサックXXSサイズを、登山時に愛用してもらっているので、どのような物を入れているかの一例としてご紹介させて頂きます。

ちなみに、岳沢小屋か穂高岳山荘での撮影です。
(2泊3日で岳沢小屋と穂高岳山荘に泊まり、涸沢経由で上高地に下山した時の持ち物)

上段は、左からヘッドランプ、体をふくウエットティッシュ、ビニール袋類とゲイターのゴムの予備、グラナイトギアのスタッシュパックを利用してエマージェンシーキット(各種内服薬、ガーゼ、テーピング等)、歯ブラシ。
下段は左からメイク落としペーパー、ポケットティッシュ、化粧品類、トイレットペーパーケース(トイレットペーパーはロールを半分抜き出し、軽量・コンパクト化して持ち歩いています。使い方にもよりますが、5回くらいの登山でも使い切っていません。)


全て収納してこんな感じ。
小物の収納には程良いサイズですね。

お買い物はこちらから!

日本一


相方が先週末の富士登山レポートを書いてくれましたので、ご紹介させて頂きます。



2012.8.25 富士山 晴天

毎年富士山に何度も訪れる生活を10年以上続けている人がいる。
この”富士さん”といつか一緒にと思っていたが、ようやく実現した。


8:40 河口湖口(2305m)

天気も良く、気温も快適な登山日和。
5合目の小御嶽神社で無事の登山をお祈りして出発した。

登山口で2000mを超えており、すでにかなり高度感がある。

富士山と言えばご来光。
なので、この時間から登り始める人は少なく、ご来光組が多数下山してくる中、自分達のペースでどんどん歩けてとても快適である。
とはいえ、高山病にならないように腹式呼吸を意識しながら歩く。
すれ違う人達は本当に様々で、他の山にはない光景である。
比較的若い人が多く、顔をゆがめ必死に足を引きずりながらも、まもなく成し遂げるという充実感が伝わってきた。
樹林帯があっという間に終わり、6合目からの砂れき道が始まる。


はじめはサクサク登っていたものの、少しずつ辛くなる呼吸と砂れきの滑りやすさからペースを保つのが難しかったが、仲間がよいペースで引っ張ってくれたので快調に進むことができた。
一人だったらくじけそうな道も、仲間がいるだけで頑張れる。
富士登山の魅力ってこういうところにもあるんじゃないかななどと思いながら、どんどん上へ。
8合目でご飯を食べ、さらに先へと。
天気の良さと空いている登山道、強靭な肉体の仲間2名、いろいろ重なって、ハイペースで登っていく。
あっという間に9合目の鳥居に到着。
その先で少しだけ渋滞。


13:00 久須志神社到着(3715m)

到着するやいなや、ビール(\600)で乾杯。
カップラーメン(\700)やラーメン(\900)、2本目のビールなど、素晴らしい景色の中、最高の気分で各自思いのままに贅沢な時間を堪能した。



私の過去2回の富士登山では、ご来光で早朝だったり、悪天候だったりで凍えるような寒さだったが、この日は本当に天気がよくて風もなく、上着を着れば快適な気候でずっと日向ぼっこしていたい陽気。


でも、この健脚パーティーでしたいことが1つ。
「お鉢めぐり」
できるかどうかは到着した状況で考えようと言っていたが、あらゆるコンディションがよかったので、挑戦することに。
14:15 お鉢めぐり(時計回り)

標高かビールか、歩き始めてすぐ、呼吸があまりにも整わず愕然となった。
一周できるのか・・・
そんな不安がよぎったものの、少し歩いたら調子もでてきて、なんとかペースを取り戻した。
火口を眺めながら、平坦な道を10分ほど行くと、御殿場ルートに合流。


ここには銀明水と呼ばれる湧水がかつて湧き出ていたそうだ。
久須志神社の近くの金明水とともに霊泉とされ、参詣登山者は持ち帰り、薬や神事に使用されていたらしい。
古来より湧き水で枯れることはないと言われていたが、雪解け水や凍土の融解で、現在は枯れた状態である。


富士宮ルートのゴールである浅間大社奥社も通り過ぎ、いよいよ剣ヶ峰へ。


最後の登り、長くはないがとても急で、とても滑りやすい砂。
もちろん標高も高いため、息もすぐにあがってしまう。
トレランの選手だろう人達が颯爽と坂道ダッシュのトレーニングをしているのを横目に、マイペースでこの日一番の力を振り絞った。



15:00 剣ヶ峰山頂(2775.6m)
山頂での写真を撮る列に10分ほどならび、ようやく登頂!
日本一に初めて到達。



でも、その横にあった1m程高くなった岩に気づき、
本当の日本一はここかも!?
というほんとかどうかわからないけど、ひらめきの意見の一致で撮った写真。

言葉にならない達成感を味わい、帰路へ。


剣ヶ峰から久須志神社まではアップダウンが多く、そろそろ体にこたえてきた。


15:50 久須志神社より下山開始
晴天の富士山が初めてだったので、麓の町やうすくかかった雲を見下ろすのも初めて。
日本で2番目に高い北岳の標高は3192mであり、それより約600mも高いのが富士山。
いつも登っている日本アルプスの山々から見る景色も絶景だが、600mの差でこんなにも見え方が違うのかと感動した。


なんともいえない爽快感で快調に下り始めた。
しかし、下山が辛いのも富士山の特徴。
長い下りのみで足や膝への負担も大きい。
それに、登りより砂が多く、よく滑るし、歩くごとに砂埃が舞い上がる。
砂埃で登山道がわかるほどだ。

どんどん足が痛くなってくるが、なんとかこれ以上ひどくならないようにと慎重に歩き、
7合目公衆トイレまで下ると、その先は少しなだらかなトラバースとなった。
6合目に到着し、吉田口への分岐を過ぎたあたりで駐車場のお土産屋さんの屋根が見えてきた。
もう少しと思うが、この10分がとても長く感じる。
朝すれ違った人たちと同じように、痛い足を必死でこらえながらも、もうすぐ達成するんだという一心で、一緒に登った仲間達とのかけがえのない思い出をかみしめながら一歩一歩確実にゴールへ向かう。

18:20 5合目到着
歩いてきた道のりを振り返ると、夕日で赤く染まった富士山が美しくそびえていた。

一緒に登った”富士さん”に、なぜ毎年富士山に登るのかと尋ねてみた。
「日本一だから」
毎年30万人もの人が訪れる富士山。
アクセスのよさだったり、登りやすい登山道だったり、様々な要因はあると思うけど、「日本一だよ!やったよなぁ!」と盛り上がっている若者達がたくさんいた。
様々なものが多様化する現代、日本一もいろいろある。
”富士さん”は、「なぜか毎年登らないと気がすまない。」のが一番の理由だとという。
いろんな人がいろんな思いで日本一を目指す。
富士山の美しさはそんな人々の思いが形作っているのかもしれない。


from MASUMI


以上です。

僕は、富士山は10年ちょっと前にご来光目的で登ったっきり。
その時は出発が遅くなり、山頂でのご来光には間に合わず、8合目位で見たのでした。
でも、最近のこの混雑状況をみて、無雪期に登ることはしばらくないだろうなと思っていましたが、今回改めて写真を見て、昼間の富士山も天気が良ければ気持ち良さそうだなぁと改めて思いました。
山頂でのご来光もリベンジしたいところですが、まずは晴れて気持ち良さそうな日に空いてる昼間を狙って行ってみようかな。







2012年8月25日土曜日

GREGORY 2012FW カジュアルライン

本日入荷しました!
箇条書きにするとこんな感じです。

パデットケース マルチカム(S,M)
クイックポケット マルチカム(S,M)
テールメイト マルチカム(XS)
ハーフデイ マルチカム
オールデイ マルチカム
クイックポケット ジャバ/カプリ(S,M)
テールメイト ジャバ/カプリ(XS)
ハーフデイ ジャバ/カプリ
オールデイ ジャバ/カプリ
テールメイト フィギュアエイト(XS)
ハーフデイ フィギュアエイト



マルチカムはアメリカ軍で公式採用されている500デニールの生地
内側はオレンジ色になっていて、軍もの感が堪らない感じです。

個人的にはクライミングロープ風のパイピングがアクセントになったフィギアエイトシリーズも好き。
チョコミントカラーも鉄板ですね。

後日Web StoreにUPします!



夏休み縦走 Day3~4

3日目
朝起きたら快晴!

百閒洞山の家
赤石岳方面へ少し登ると、すぐに森林限界に達し、視界が広がる

百閒平の辺りは起伏のない快適なトレイル

逆光の赤石岳

百閒平を振り返って。ここだけ別世界のように穏やか。

赤石岳へは大斜面を右上にトラバース

最後の急登の前に昨日から進んできた道を振り返る

赤石岳山頂までわずか。直下に避難小屋

赤石岳避難小屋

残念ながら山頂では雲に囲まれてしまった

次の山、小赤石岳(3081m)

小赤石岳から大聖寺平へ降りる途中からの荒川岳
前岳の稜線は険しい
大聖寺平から尾根をトラバースしていくと荒川小屋。
この時点で空が少しゴロゴロいっていたので、行動食をとり水を補給して先を急ぐ。
が、中岳を目指して少し登り出したら雨がポツポツと降ってきて、次第に本降りに。

有名なお花畑も雨で堪能できなかった

本日最後の登り、しかも明日の分まで水を補給して重たい。
でも、天候が不安定なので休む間もない。

稜線付近でいったん雨が落ちついてくれた。
しかし、先を急ぐため今回は前岳はスルー。

霧がかった中、荒川中岳(3083m)になんとか到着

山頂のすぐそばにある中岳避難小屋
天気が最高なら、ここで過ごす夜は格別なものとなりそう

ちなみに、1位は北穂高小屋、2位は赤石岳避難小屋とのこと
小屋に入ってしばらくしたら、雨が土砂降りに。
そして雷もそんなに遠くないところで鳴りだした。
急いで良かった。

4日目
朝、天候が不安だったが、雲の中に星も少し見えるし、何より富士山が見える!
この日は下りの標高差が2000mを越える上、最終バスの時間も微妙なため、4時半に出発。

次に向かう荒川東岳(悪沢岳)と富士山

東岳への登りもきついが、これが最後の登りだと言い聞かせ踏ん張る

山頂の少し手前で来た道を振り返る。
右が今朝出発した荒川中岳、左が赤石岳。
さらにその向こうから来たかと思うと感慨深い。

荒川東岳(悪沢岳、3141m)山頂は、避難小屋で一緒だった青年と僕らだけの貸し切り。
360度の大展望を楽しめた。

塩見岳と奥に南アルプス北部、八ヶ岳も少し見えた。

富士山が見守る中、先へ急ぐ。
しばらく岩尾根

丸山(3032m) 今回最後の3000m地点

丸山から千枚岳へのルートが本日の核心。
お花畑とやせ尾根、急登。

お花畑は今回の中でココが一番綺麗だった。

混んでる時は渋滞しそうな岩場

今回最後のピーク、千枚岳(2880m)より、悪沢岳方面を望む

この先樹林帯に入ってしまうため、最後の眺望を楽しむ

千枚小屋から椹島へは、途中急なところもあるが、なだらかなところも多く、快適なトレイル



しかし、残り1時間程度というところで、またしても雨。
ゴロゴロいってるが、土曜日ということもあり多くの人が上がっていったので心配になる。

最後の長い吊橋
吊橋を渡ってしばらく行くとバスの通る林道を15分ほど歩き、椹島へ。
すごく綺麗なお土産屋さんとレストランがあって、ミニミニ上高地のよう。
最終バスになんとか間に合い、今回の山旅は終了。
長かった。。
雨には降られたが、充実の山行でした。
本当に奥深く、登山口に行くまでも大変だけど、その分静かで、人も少ない。
北アや南ア北部のにぎやかさも好きだけど、たまにはこういうストイックなのもいいね。