2017年8月31日木曜日

2017年9月の営業案内


いつも当店をご利用頂きまして、誠にありがとうございます。


9月の店舗休業日・短縮営業日のご案内です。


9/ 5(火) 休み
9/ 7(木) 休み
9/12(火) 休み
9/14(木) 14:00 - 19:30 営業
9/16(土) - 9/18(月) 12:00 - 18:30 営業
9/19(火) 休み
9/21(木) 休み
9/26(火) 休み
9/28(木) 休み


上記以外は通常営業 (12:00 - 19:30) となります。
予定の変更などがあった場合には、随時変更させて頂きます。

当日の営業確認はお電話でどうぞ。
取扱商品・その他のお問い合わせはWeb Storeのお問い合わせフォームよりお願いします。

TEL:03-3994-3822
※お客様がいらっしゃる場合、また一時的に外出している場合など営業時間内でも電話に出られない事がございます。

2017年8月30日水曜日

2017.08.13 笠ヶ岳


今年唯一泊りで夏山を楽しめる機会だったお盆休みですが、天気に悩まされ結局日帰りハイキングという選択に。

なんとか日帰りが可能でまだ登ったことがない百名山という事で、北アルプスの笠ヶ岳へ行って参りました。

行程:新穂高温泉 - 笠新道 - 笠ヶ岳 - 笠新道 - 新穂高温泉

妻の実家(恵那)から下道で3時間少々。
お盆期間中ということもあり、駐車場が心配だったので前日夕方入りして車泊。
無料駐車場は満車だったけど、最も登山口に近い有料駐車場に無事に駐車できた。

誤算だったのは、新穂高までの道が途中夜間通行止めになっている影響で、到着したら温泉入ってご飯も食べようと思っていた中崎山荘が早じまいしていたこと。
風呂に入れなかったのはまだ良いとして、食料をそんなにたくさん持ってきていなかったので、仕方なく翌朝用のサンドイッチを食べる。

風呂も食事もなく時間は余ってしまったから寝るしかない。
しかし、いつも寝てない早い時間に車で寝られるわけもなく、ぼーっとスマホをいじってから仮眠。

翌日午前中は眺望が期待できそうという天気予報だったので、元々ヘッデンスタートのつもりだったけど、長時間寝ても腹が減るだけなので予定より1時間程早く出発した。

駐車場から笠新道分岐までは誰にも会わなかったが、分岐で水を組んだり準備していたところ、わさび平から出発してきたと思われる方と二人ほど出会い、そのうち1名の方は行き先も同じで杓子平まで抜きつ抜かれつで進む。

槍穂の稜線と朝焼け。
何だかこういうの久しぶり過ぎてこれだけで来て良かったと思ってしまった。

当然ながら夜露がすごくパンツがビショビショ。
そうなると思ってツユハラヒをすぐ出せるところに入れていたのだけど、最初はその冷たさが心地よく結局着けずに登ってあとで後悔した。

杓子平まで来るとようやく笠ヶ岳の山頂が見える。
もしかして最高の一日となるのか!?

好天にワクワクしていたが、抜戸岳へ向かって登っている間に雲が上がってきてしまった。

景色が良ければ最高の稜線歩きのはず。(周りは雲に覆われている)

最後の登りがまたシンドイ。

笠ヶ岳山荘に到着。
ここで休んで雲が取れるのを少し待ってみる。

早い時間帯で掃除中だったにも関わらずカレーを注文させて頂きました。
ライスが多くてお腹パンパン。

山荘前で休んでいると、偶然にも練馬在住のお客様が登っていらした。
話しながら一緒に雲が抜けるのを待ってみるもなかなか厳しそうで、とりあえず山頂までご一緒させて頂いた。

ガッスガスです。貸し切り。

お客様はバスの時間もあり、歩くペースも僕より早そうだったのでお荷物になってはと一緒に下山するのはお断りさせて頂き、一人山荘前でさらに粘ってみるも雲が抜けることはなかった。

諦めて下山開始。

稜線上にはチングルマの群生が多数。

杓子平より稜線歩き区間は小さな花々が至る所に咲いて綺麗です。

抜戸岳分岐まで戻ればあとはもう下るだけ。
特に難しいところはなかったよなーなんて思いながら降りていたら一箇所少し行き過ぎて戻ったりもした。

どちらかというと下りでトレッキングポールを使うと時間がかかりがちな岩がゴロゴロした登山道。
膝への負担が心配でいつも下りではポールを使うことが多いのだけど、仕方なく使わずに降りる。

長い下りで飽きそうになりながらも、途中途中にある標高の看板でなんとかモチベーションを保ち無事に下山。


温泉は前日に断られた中崎山荘で入れば車も動かさずにすんで楽だったが、入ったこともあるので別の日帰り温泉 ひがくの湯 へ。
本当にこっちでいいの?という位に駐車場の脇を素っ裸で歩く少し離れた露天風呂が貸し切りで良かった。


稜線からの眺望は残念ながら望めなかったため次回への持ち越し。
元々は立山から笠ヶ岳をつなげて歩きたいと思っていたので、双六方面からいつかまた歩きたいと思う。



この日の行動中の最低気温は15℃前後で、行動着は以下のとおり。

トップス:AXESQUIN ウロコシャツ
羽織り物:AXESQUIN ハゴロモ
ボトムス:AXESQUIN アヲネロ

気温が上がるまではハゴロモを羽織っていただけで、蒸し暑い下山の時間帯もウロコシャツとアヲネロで暑すぎることはなく、終始快適だった。
AXESQUINの凌ぎラインは低山を想定したラインナップとされてはいるけど、真夏のアルプスでも十分に有用です。






2017年8月10日木曜日

AXESQUIN - ウロコシャツ

ポーラテック初となる春夏向けベースレイヤー素材デルタを使用したVネック7分袖。
2017年春夏より市場に出た新素材ですが、簡単に言うと最大限の速乾性能を目指すのではなく、自然な発汗による冷却を補助するような役割を担い、汗冷えなど快適性を損なわないことを目的としています。
ウロコのようになったメッシュ状の凹凸編みは、肌に当たる面を減らすことで汗をかいても肌にぴたっと服が張り付くことを防ぎ、またそれによってなのか、かざすと透けるほど薄い生地なのに、着ても肌は透けにくいです。
首元が開いたVネックで風通りも良く、ハイキングから日常使いまで快適に着られます。
バックパックを背負う際にはハーネスが首に当たらないように襟の位置を調整するといいでしょう。




以下何回か着用した店主の所感ですが、当店で扱っている既存の山用ベースレイヤーの中からデルタが代替となるのはメリノウールの製品かなと考えています。
肌触りの良さや、汗冷えを防ぐ点、公式ページによると防臭性もあるとのことから、速乾性よりも着心地優先の意味で着用者の狙いはメリノと似てきます。
ただ、デルタにはメリノウールのような温かみがないです。
普通に着ていて涼しく感じるので、メリノでは熱がこもるような本当に暑い日差しの降り注ぐ日の一枚に良いのではないかと。

先日、北アルプスの笠ヶ岳へのハイキングで長時間着ておりましたが、お腹側は汗をかいてもべたつくことなく、汗冷え感もなし。
バックパックを背負っている背中側はさすがにびっしょりでしたが、それは化繊でもメリノでも大体そうですよね。
12時間以上着ていましたが臭いも気になりませんでした。



≪ご案内≫
AXESQUIN 2017秋冬展示受注会を今月開催いたします。よろしければご来店下さい。
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AXESQUIN - フリシキル

市場に出始めてからまだ数年ながら薄手軽量3レイヤー生地では世界的にスタンダードとなった感のあるPertex Shield+。
フリシキルにもこの生地が採用されており、ポケットがなくプルオーバー仕様とはいえロング丈で200gを切るほど軽量なだけでなく、耐水圧と透湿性においては高水準の数値を叩き出しています。

特徴的な腰回りを覆う着丈は ツユハラヒ 、更にはクナイなどのゲイターとの組み合わせにより低山であればレインパンツを使わずに快適に歩く(凌ぐ)ことが可能。
また、裾のドローコードを絞れば、足上げが難しいシチュエーションなどでたくし上げておくこともできます。

ポケットかと思いきやベンチレーションでびっくりな腰ポケットですが、ポケットのあるミッドレイヤーの上から着る事や、サコッシュを肩にかけたりする事を考えると、雨具としての重量を少しでも削れるのは理に適っていますね。

他にはないユニークなデザインで、これが雨の街着としても結構格好良いです。











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2017年8月9日水曜日

AXESQUIN - アヲネロ ショート


薄手軽量で風通し良くさらっとした穿き心地が良いナイロンショーツ。
ストレッチ性のない生地ですが、太すぎることも細すぎることもなく、十分動きやすく作られています。
また、膝上丈でそこそこ長さもあるのがオジサンには嬉しいですね。
夏の普段着としても活躍してくれるでしょう。

低山の暑さを凌ぐというコンセプトですが、店主は森林限界上でも何度か使っています。
薄手軽量と強度はある程度トレードオフとなります。
とはいっても整備されたアルプスの一般ルートを歩く上で特に強度面での問題は感じませんでした。
夏山を通じて涼しく快適にご利用頂けますよ。





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