2019年6月30日日曜日

アクシーズクイン 2020春夏製品 展示受注会 開催のお知らせ


毎度ご好評を頂いておりますアクシーズクイン 凌ラインの展示受注会 を7月末に開催いたします。

今回は2020年春夏製品の展示です。
生産に入る前ですので、入手が難しい色やサイズもご注文頂けます。*

先日店主も高尾ハナレで開催の展示会ににお邪魔してきましたが、今回も他ブランドにはないユニークな製品が新作として登場しますよ。

当店でフルラインナップをご覧頂けるのはこの受注会のみ。
ぜひお誘い合わせの上ご来店下さいませ。


*都合により生産に至らない製品が出る場合がございます。



開催日時:

2019年7月26日(金) ~ 7月29日(月) 

※期間中は19:00最終入店とさせて頂きます。
※日程は都合により短縮or延長となる場合がございます。



内容:
axesquin (アクシーズクイン) HP
「凌(しのぎ)」ラインをフルラインナップで展示し、商品のご予約を承ります。
当日新作をご予約頂いた方にはノベルティとして”低山ワンカップ(お酒)”を1本差し上げます。2種類ありますので、先着順にお好きな方をお選び下さい。



7/27(土)は、アクシーズクイン 企画担当 谷島様 が終日在店予定。
より細かな話を聞いて頂けます。


なお、2020年春夏の展示受注会は、別日程でAXESQUINさんも開催いたします。
詳しくはこちら (axesquin blog)





▼コンセプト
-凌ぐとは、足りることを知ること-
「凌」という山歩き
 現代の、防水透湿素材を始めとする機能素材の進歩はとてもめざましく、その恩恵で多くの人は快適に山歩きを楽しむことができるようになりました。例えばレインウェアは、その完璧なプロテクションによって、身体を雨から守ってくれると同時に、衣服内の湿気を外へ排出する透湿性も兼ね備えています。ただし(もちろん個人差もありますが)内側からの汗による濡れは、状況によってはこの機能素材の透湿性能を上回ってしまう場合があるのです。この汗を乾かしてくれるものは「風」以外にありません。高温多湿で峻険な地形の多い日本の山登りにおいて、アクシーズクインでは特にこの汗の排出の問題に対して、本当にたくさんの試行錯誤を重ねてきたのです。

 雨から濡れないように身を守り、体温を奪われないように風を防ぎながら、同時に汗を乾かしてくれる風は通したい。この矛盾した開発目標を叶えるために、雨具に対して少し割り切った取り組みをすることにしました。つまり、「多少濡れるが、」という前提を持つことです。そうすることで雨具の固定概念を離れ、ある程度の雨を防ぎながらも衣服の中を風が抜けていくような、柔軟な発想の構造を形にすることができるようになりました。

 雨風を遮断するのではなく、凌ぐ、ということ。この凌ぐという言葉は、雨風だけでなく、ひいてはものの考え方にも通用するものです。凌ぐことを知ることは、それで足りることを知ることでもあります。その山登りに本当に必要な装備をよく考え、経験を積んで安全で快適な山登りのために知恵を振り絞る。それで足りることを知れば、より装備を軽量で簡素にでき、その山の奥深さに向き合う時間が増えるのです。

 足りることを知るということはつまり、寛容になることかもしれません。それは、山の標高や難度を気にしすぎたり、ピークハント、コースタイムなどの、今までのこだわりから離れる一助にもなります。そうして、こだわりを離れることで見えてくる新しい楽しさがたくさんあります。

 アルコールバーナーで静かに料理を楽しんで、お腹一杯になったらハンモックで昼寝をする。先を急がないからできること。テントを使わずに、晴れていたらタープもいらない。自分が住んでいる街の夜景を見ながらマットの上、寝袋にくるまるだけの小さな冒険も。

 アクシーズクインの製品には、こうした凌(シノギ)への思いが込められているのです。


皆様のご来店を心よりお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。


2019年6月29日土曜日

2019年7月の営業予定


いつも当店をご利用頂きまして、誠にありがとうございます。


7月の店舗休業日・短縮営業日のご案内です。


 7/ 2(火) 休み
 7/ 3(水) 休み
 7/ 4(木) 休み
 7/ 7(日) 16:00-19:30 営業
 7/ 9(火) 休み
 7/10(水) 休み
 7/11(木) 休み
 7/15(月) 12:00-18:30 営業
 7/16(火) 休み
 7/17(水) 休み
 7/18(木) 休み
 7/19(金) 休み
 7/23(火) 休み
 7/24(水) 休み
 7/25(木) 休み
 7/26(金)-7/29(月) 12:00-19:00 営業*
 7/30(火) 休み
 7/31(水) 休み
 8/ 1(木) 休み

*7/26-7/29は店内でAXESQUIN 20SS展示受注会を開催いたします。期間中は勝手ながら19時最終入店とさせて頂きます。

上記以外は通常営業 (12:00 - 19:30) です。


予定の変更などがあった場合には、随時変更させて頂きます。

当日の営業確認はお電話でどうぞ。
取扱商品・その他のお問い合わせはWeb Storeのお問い合わせフォームよりお願いします。

TEL:03-3994-3822
※お客様がいらっしゃる場合、また一時的に外出している場合など営業時間内でも電話に出られない事がございます。

2019年6月24日月曜日

westcomb - RECON CARGO


ウエストコムでは定番として長いシーズン販売されているリーコンカーゴ。

高耐久性とストレッチ性に秀でるショーラー ダイナミック素材を使用し、細身でも動きやすく軽量なアルパインパンツです。
縦横ともに非常によくストレッチし、生地の柔らかさと相まって軽快な穿き心地を実現。
通気性と速乾性に優れ、さらに表面にナノスフィア加工を施すことで、優れた撥水性・防泥性を持ちます。

特筆すべきは耐摩耗性で、岩や木などへ接触に強く、激しい転倒が想定されるケース、藪漕ぎ、クライミングなど、一段階テクニカルで激しいアクティビティから、登山、ハイキングまで多用途に使えます。
土汚れ、チョークなど汚れが付きにくいが、さらに、叩くだけで落ちやすいため、常にある程度クリーンな状況を保てるのも嬉しい。
また、汚れが落ちるため、速乾や撥水性能も活きやすい。
ハードに使用しても長く着られるパーフェクトなテクニカルパンツです。 

左からBlack, Cinder, Trailの3色展開

ファスナー付きハンドポケットx2

片手で着脱しやすいマグネット式バックル

ウエストバンド内側ベロアライニング

ハンドポケット ベロアライニング

右腿にカーゴポケット


裾はコード類がないので裾上げ可能

耐久性に定評があり、値段が高くとも結果的に長く穿けるパンツです。
綺麗な細身シルエットですが、抜群のストレッチ性で動きにくさはありません。
腰回りが立体的な裁断になっていながら、膝部分はストレートで場合によっては裾上げしても全く問題なしなのは低身長の店主にもありがたい仕様。
何を穿くか迷ったらこれを穿いておけば間違いないという抜群の安心感を持ってお薦めできる製品です。


商品の詳細とWebからのお買い物はこちら


どうぞよろしくお願いします。





2019年6月20日木曜日

Pre Tents - Coastline 1P


昨年より当店で扱っているThe Free Spirits TentsのWhite Labelは、今季よりPre Tentsとブランド名を変更いたしました。
名前が変わっただけでデザイナーも生産背景も変わっておりません。

とはいえ、今一度ブランドのご紹介を。

"Pre Tentsは、The Free Spirits Tentsの代表であり、テント業界で25年以上のキャリアを持つ Wang Ji Gangと、香港のビジュアルデザイナー Tara Pokyによって設立された新しいテントブランド。
様々なファブリックの特性やテントの構造に精通した彼らは、軽量性、信頼性、そして創造性の3つを原則として、テントデザインの新しい可能性を常に探っている。
自前のファクトリーを持つ彼らは、より柔軟なテントの開発が可能。
全てのテントはサンプル段階より手作りされ、使用する材料の特性を知る事でテントをより優れたものにしている。"

シンプルでユニークなスタイル、そして最軽量ではないけれど十分に軽量でいて、使い勝手を重視したデザインが魅力のブランドです。

製品の改良は本当に早く、オリジナルパーツを多数使用したりしてるのは工場を持っている彼らならでは。

この夏には4シーズン対応の自立型2人用モデル"Ridgeline"がリリースされたりと、徐々にラインナップも拡大し、今後の展開が非常に楽しみです。




さて、今回はクラシックなAフレームテントながら、大胆なサイドオープンが魅力的なCoastline 1Pをご紹介。

実は昨年入荷していたのですが、Web掲載が遅くなりました。

"コーストラインは、トレッキングポールを使用したクラシックなAフレームテント。
出入りが簡単で換気性に優れるサイドドアを備えています。
軽量、機動性、シンプルさ、そして美しさがコーストラインの中心的な要素です。
コンセプト開発は超軽量で機能的なテントが必要とされたフランスのPTLレースから始まり、全てのスルーハイカーが望むテントに調整しました。 "


フルクローズ

フライは両側オープン、インナーは片側のみオープン



両サイドを開き、予備のガイラインを使用すればタープのように張れます

インナーテント内は最大高90cm

応用編で頭側を巻き上げてしまうことも可能

追加でポールや木の枝を使えば両サイドを大きく開くことができます

インナーテント内 頭部側にメッシュポケットが1つ

頭部側のガイラインは木に直接結びつければトレッキングポールも省ける





フライのみでセミオープンタープに


インナーテントのドアはL字型に大きく開く


インナーは吊り下げ型で一体設営が可能
別売りのフットプリントも予めセットしておけます

頭部側のインナーテント幅は95cm
前室はないが1人で使う分には十分は広さ


トレッキングポールのバスケットに引っかけられるパーツ(足側)
バスケットがない場合はロープワークなど工夫が必要

頭側も同様です


フライのドアはファスナーを開けていても下部のベルクロで簡易的な固定が可能

ドアを開けた状態でも形が安定するよう前後をつなげるコードが通してあります

インナーテントとフットプリントを固定しているパーツ

ペグポイントなどはダイニーマグリッド生地で補強

ファスナーの引手もオリジナルパーツを使用する凝り様


このテントを使うなら予備のガイラインを2本以上は持っていきたいですね。

ちょうどよい長さの枝を探し、両サイドのドアに支柱として使えば、両サイドを開きタープの下で寝るような開放感を味わえます。

雨や風がある時、また肌寒い夜には、フルクローズさせることでツェルトのように安心感のある閉じられたスペースを確保でき、その上ツェルトよりも風が通り居心地が良いです。

フライとインナーテントは別々に使う事もでき、フライだけをセミオープンタープとして利用すれば更なる軽量化に。

長めのガイラインを木に巻いて固定したり、シチュエーションに合わせて工夫を楽しめるテントです。

トレッキングポールを2本使う時点で1ポールのテントよりも設営に多少手間がかかりますし、何より重量や嵩も増えますが、この開放感から得られる寝心地は抜群なはず。

とにかく山や森に寝に行きたい。
そんな時につい選んでしまうテントではないでしょうか。


商品の詳細とWebからのお買い物はこちら

なお、旧ラベル(TFS White Label)品ではありますが、Soloist と Lightrock の2モデルも再入荷しています。

在庫品の各モデルは以前のBlogでご紹介しておりますので、併せてご覧下さい。

Soloist
Lightrock
Mega



どうぞよろしくお願いいたします。



現在 Pre Tentsは 日本での販売店を募集しております。
アウトドア用品販売店様でご興味ございましたら以下よりご連絡頂けますと幸いです。

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