昨年より当店で扱っているThe Free Spirits TentsのWhite Labelは、今季よりPre Tentsとブランド名を変更いたしました。
名前が変わっただけでデザイナーも生産背景も変わっておりません。
とはいえ、今一度ブランドのご紹介を。
"Pre Tentsは、The Free Spirits Tentsの代表であり、テント業界で25年以上のキャリアを持つ Wang Ji Gangと、香港のビジュアルデザイナー Tara Pokyによって設立された新しいテントブランド。
様々なファブリックの特性やテントの構造に精通した彼らは、軽量性、信頼性、そして創造性の3つを原則として、テントデザインの新しい可能性を常に探っている。
自前のファクトリーを持つ彼らは、より柔軟なテントの開発が可能。
全てのテントはサンプル段階より手作りされ、使用する材料の特性を知る事でテントをより優れたものにしている。"
シンプルでユニークなスタイル、そして最軽量ではないけれど十分に軽量でいて、使い勝手を重視したデザインが魅力のブランドです。
製品の改良は本当に早く、オリジナルパーツを多数使用したりしてるのは工場を持っている彼らならでは。
この夏には4シーズン対応の自立型2人用モデル"Ridgeline"がリリースされたりと、徐々にラインナップも拡大し、今後の展開が非常に楽しみです。
さて、今回はクラシックなAフレームテントながら、大胆なサイドオープンが魅力的なCoastline 1Pをご紹介。
実は昨年入荷していたのですが、Web掲載が遅くなりました。
"コーストラインは、トレッキングポールを使用したクラシックなAフレームテント。
出入りが簡単で換気性に優れるサイドドアを備えています。
軽量、機動性、シンプルさ、そして美しさがコーストラインの中心的な要素です。
コンセプト開発は超軽量で機能的なテントが必要とされたフランスのPTLレースから始まり、全てのスルーハイカーが望むテントに調整しました。 "
フルクローズ |
フライは両側オープン、インナーは片側のみオープン |
両サイドを開き、予備のガイラインを使用すればタープのように張れます |
インナーテント内は最大高90cm |
応用編で頭側を巻き上げてしまうことも可能 |
追加でポールや木の枝を使えば両サイドを大きく開くことができます |
インナーテント内 頭部側にメッシュポケットが1つ |
頭部側のガイラインは木に直接結びつければトレッキングポールも省ける |
フライのみでセミオープンタープに |
インナーテントのドアはL字型に大きく開く |
インナーは吊り下げ型で一体設営が可能 別売りのフットプリントも予めセットしておけます |
頭部側のインナーテント幅は95cm 前室はないが1人で使う分には十分は広さ |
トレッキングポールのバスケットに引っかけられるパーツ(足側) バスケットがない場合はロープワークなど工夫が必要 |
頭側も同様です |
フライのドアはファスナーを開けていても下部のベルクロで簡易的な固定が可能 |
ドアを開けた状態でも形が安定するよう前後をつなげるコードが通してあります |
インナーテントとフットプリントを固定しているパーツ |
ペグポイントなどはダイニーマグリッド生地で補強 |
ファスナーの引手もオリジナルパーツを使用する凝り様 |
このテントを使うなら予備のガイラインを2本以上は持っていきたいですね。
雨や風がある時、また肌寒い夜には、フルクローズさせることでツェルトのように安心感のある閉じられたスペースを確保でき、その上ツェルトよりも風が通り居心地が良いです。
フライとインナーテントは別々に使う事もでき、フライだけをセミオープンタープとして利用すれば更なる軽量化に。
長めのガイラインを木に巻いて固定したり、シチュエーションに合わせて工夫を楽しめるテントです。
トレッキングポールを2本使う時点で1ポールのテントよりも設営に多少手間がかかりますし、何より重量や嵩も増えますが、この開放感から得られる寝心地は抜群なはず。
とにかく山や森に寝に行きたい。
そんな時につい選んでしまうテントではないでしょうか。
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なお、旧ラベル(TFS White Label)品ではありますが、Soloist と Lightrock の2モデルも再入荷しています。
在庫品の各モデルは以前のBlogでご紹介しておりますので、併せてご覧下さい。
Soloist |
Lightrock |
Mega |
どうぞよろしくお願いいたします。
現在 Pre Tentsは 日本での販売店を募集しております。
アウトドア用品販売店様でご興味ございましたら以下よりご連絡頂けますと幸いです。
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