オールシーズンの山岳仕様でありながら、可能な限り軽量化にチャレンジしたRidgelineテント。
このテントの魅力はその豊富なセットアップバリエーションにあります。
虫の多い時期や防寒性を上げたい時はインナーテントとセットでスタンダードに。
軽量化を優先したいなら本体のみで。
その場合アウターテントには床がないので土間ができます。
前室が必要であればVestibule(別売)を組合せ、耐風性を高めたい場合は3本目のポールをセンターに通します。
今回の山ではどうやって使おうかと、使い方を考えるのも楽しいテントです。
3本目のポールはテントのセンターに通して使用することで強度を高める事ができます。
両サイドのドアは全開できますが、下部のみジッパーを開いてペグダウンすることでベンチレーターとしても機能します。
トップのベンチレーターはファスナー開閉式。
ガイラインは強風時にもベンチレーターの形状を補助する目的で付けられています。
ガイラインは一辺毎に2か所から引き、1本のペグで固定できるように工夫されています。
インナーテントを外すと土間のある自立型ドームテントになります。
ドアは両サイド全開にでき、開放感があります。
ドアは全開時はメッシュポケットに収納可能。
この写真ではフットプリント(別売)を組み合わせています。
バスタブにはなりませんが、純正のフットプリントなら予めテントにセットしておくことで一体設営が可能なので、アウターテント+フットプリントという使い方も十分にアリ。
現在、インナーテントは昨年より販売されているフルメッシュタイプと、今季より販売されている高通気ナイロンタイプの2種類からお選び頂けます。
とにかく通気性重視で冬はインナーテント使用しないという方ならメッシュインナーモデル。
多少なりとも防寒性をあげたい場合はナイロンインナーモデルがお勧めです。
メッシュインナーモデル。
分かりづらいですがドアを上部のみ開放し、下部に貯めた状態。
1枚上の写真では全開にして、サイドのポケットの収納しています。
ポケットは4隅にあり。
トップのベンチレーターをテント内から開閉できるようにジッパーが付いています。
こちらは高通気ナイロンインナーモデル。
メッシュのようでいて撥水性に優れるmonofila(モノフィラメント)を採用
トップの通気部分にもmonofilaが使われており、フライの結露が内部まで浸透してくる心配は不要。
メッシュモデル同様にベンチレーターをインナーテント内から開閉できるようにジッパーが付けられています。
別売のVestibuleを付けると大きな前室ができます。
Vestibuleにはテント本体の耐風性を高める3本目のポールを使用。
ボトム3か所とガイライン2か所でペグダウン可能。
テント本体のドア部分に設けられたフックに引っかけて固定します。
どうぞよろしくお願いいたします。