2016年2月22日月曜日

Schnee Fynn チェーンアイゼン STEIG & SPITZE


積雪期の低山ハイキングなどにかかせないチェーンアイゼン(チェーンスパイク)。
アイスマスター、モンベル、ヒルサウンド、カトゥーラなどなど。
スタンダードな物は各社からリリースされておりますので、あえて他にはない変わり種をご紹介。


STEIG (スティグ)
フロントポイントを付けたユニークなデザインのチェーンアイゼン。
あくまでベースはチェーンアイゼンですが、少し蹴り込みたいようなシチュエーションが想定される場合には、足運びが楽になることで疲れの軽減が期待でき、何より安心感があります。
前爪付きながら、一般流通しているチェーンアイゼンの中では軽量の部類に入るという事も見逃せないポイントでしょう。
ちなみに当店では現時点で扱っておりませんが、Schnee Fynnには最軽量クラスとなるSNOXというベーシックモデルもあります。



よく考えると今までなぜなかったのかと思う前爪付きのチェーンアイゼン


SPITZE (スピッツェ)
10本爪のアイゼンをチェーンスパイクのように簡単に装着できるユニークなアイテム。
雪玉防止プレートが付き、バンドも肉厚なものが使われています。
ただ、あくまで簡易的なものとなりますので、爪もそこまで鋭くはありません。
厳冬期というよりは残雪期向けとなりますが、同じステンレス爪のアイゼンと比べれば軽量で、収納サイズもコンパクト。
何より着脱が楽なので、着け外しが多いシチュエーションにもスムーズ。
利用するシーンを選べば、大いに活躍が期待できる製品です。

ケースのデザインが微妙と言えば微妙・・・

かなり肉厚なバンドで柔らかなアッパーの靴では負けてしまうでしょう

これでどこまで行けるのか。
まだあまりレポがないので気になる所。

個人的にはバックカントリー用としてスノーボードブーツに付けられたらいいなと思ったのですが、残念ながら僕のブーツにはLサイズで入りませんでした。
メーカー展開がLまでなので、今のところ厳しい状況。

ただ、スキーブーツに付けられている方をSNSで発見しました。
サイズによっては装着可能なようです。

僕が今BCで使っているグリベルのG10ワイドと比べると約200g程度の軽量化ですが、価格的にもSPITZEは大分お求めやすいですし、畳んで持ち歩けたりというのも何かと便利でしょう。
当然、山によりますが、残雪期にシール&アイゼンもしくはスノーシュー&アイゼンを持つ場合など、少しでも荷物をコンパクトに軽くしたい状況でかなり有効ではないかと思います。


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どうぞよろしくお願いします。