2016年3月7日月曜日

Teton Bros. - Feather Rain Hoody


Teton Bros.の新作紹介 その2

今季注目の新素材を使った、Feather Rain Hoody です。

その新素材というのが、Pertex Shield+の3レイヤー素材。
Pertex Shield+は、ORのヘリウムやMONTANEのミニマスといった名だたる軽量シェルに使用されているので、名前を聞いた事があるという方も多いでしょう。
ただ、今までは2.5レイヤーのものが主流で、軽量性・パッキング性においては優れていても、内側コーティングの耐久性の面で不安が残りました。
汗をかくと肌触りが気になったり。。
3レイヤーの製品も存在はしていましたが、Pertex Shield+の軽量性やパッキング性を生かせるようなものはなかったのです。
ところが、今季より重量やパッキング性において、2.5レイヤーの製品と遜色ないレベルとなる3レイヤー生地が新たに仲間入り。

MONTANEやRabもこの生地を採用したシェルを打ち出してきていますが、Teton Bros.からは軽量性を追及したシンプルなデザインが格好良いプルオーバーシェルが登場です。
(パンツもありますが、当店での取扱いはなし)


カラーは、グラファイト(ダークグレー)とアッシュブルーの2色展開。


フードの調整はフロント左右と後頭部1ヶ所。
この写真で私の親指あたりに、コードロックが縫い込まれており、外からは見えないスッキリとした作りです。

フロントジッパーは下からあけてベンチレーションに。

Pertex Shield+は耐水圧20,000mm、透湿性も20,000g/m2/24hrs以上(B-1法)と、透湿性もそこそこの数値を出しており、多くの2.5レイヤー素材のジャケットでもピットジップは省略されているものが多かったのですが、このジャケットの大きな特徴として、脇下に常設ベンチレーションが設けられています。
フロントジッパーを下から開けることで空気の流れを作り、効果的な換気が期待できます。

ストレッチのみの袖口

裾のドローコード調整は1ヶ所。
先に紹介したBreath Jacketと同じく、すごくシンプルな作りですがワンハンドで絞れます。
こういう軽量化のディティールは見ていて本当に面白いですね。



3レイヤーながら約160g(M)と超軽量で、持ち運びも苦になりません。
暑い時でも天気の急変に備え、パックに忍ばせておきたいアイテムです。


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