2012年9月25日火曜日

9/14~9/16 白馬・五竜・鹿島槍縦走 Day.1

9/14~9/16までお店を休ませて頂き、いつも一緒に登っている友人2人と山へ行ってきました。

その友人たちとは10年以上前から一緒に百名山ハンティングをしており(笑)、今回は2泊3日で100名山3座を縦走するプランとなりました。


【1日目(9/14、晴→曇→雨)】

猿倉荘~大雪渓~白馬岳~天狗山荘(泊)

【2日目(9/15、晴→曇→雨)】

天狗山荘~不帰キレット~唐松岳~五竜岳~キレット小屋(泊)

【3日目(9/16、晴→曇)】

キレット小屋~八峰キレット~鹿島槍ヶ岳北峰~南峰~冷池山荘~赤岩尾根~大谷原(下山)


なお、不帰キレットや八峰キレットは、ある程度登山経験を積んでから行くべきところです。

天狗山荘から唐松岳頂上山荘までコースタイムで5時間超、
五竜山荘からキレット小屋までコースタイムで5時間

どちらも途中に山小屋、避難小屋、トイレ、水場、エスケープルートはありません。
その上、岩場と鎖場も続きます。

これから行ってみたいと思われている方は、ぜひ事前に準備をしっかりとお願いします。

もちろん、お店に来て頂ければ、もう少し詳しい話もいたします。





前日の夜、仕事を終えてから、寝むれぬまま白馬へ。
八方のコンビニからは綺麗に白馬三山が望めたのに、猿倉荘につく頃には少し雲が。。
猿倉荘。駐車場は一段下の砂利のところ。平日ですが、結構車が止まっていました。

猿倉荘の左脇が登山道の始まり。大雪渓を目指します。

最初の1時間位は車も通れる林道歩き

大雪渓手前の白馬尻小屋

しばらくは脇の雪がない登山道を歩きます。

中央の沢の白い部分が雪渓になっています。そして、どんどん天気が。。

雪渓上でこうなっちゃうと、どっちに進んでいいか分からなくなります。
目印や地図の確認が必須です。
ちなみに4本爪の軽アイゼンをつけています。

今回、GREGORYの今年の新モデルSAVANT48を初めて使用しました。
僕は小柄なので、Mサイズだと微妙に大きく、Sサイズだと微妙に小さいんですが、そういう時は小さいサイズを選びます。なので、Sサイズ(44L)を購入。
両サイドのメッシュポケットが少し硬いなど、細かい事を言えばあれなんですが、比較的使用感は良好。
背負い心地も良く、バランスのとれたパックだと思います。
SAVANT48は、こちらのページから詳細をご覧頂けます。
(9/25現在当店在庫完売のため、取寄せになります)

雪渓を歩いたのは300~400m程度でしょうか。
振り返ってみると、少しずつガスが抜けてきています。

山と高原地図では、区切りポイントになっている岩室跡
しかし、特に何もありません

雲が抜けて、上部がのぞけるようになってきました!

新しくて綺麗な避難小屋です。宿泊はNG。

白馬岳頂上宿舎も少し見えました。
でも、ここからが長い。
いつもですが、寝てないので初日は本当にツライです。

花のシーズンなら、すごく綺麗だろうなと思います

白馬三山の杓子岳が一瞬だけ雲間から望めました!

途中にあった水場

白馬岳頂上宿舎を越えて、ようやく稜線に。
白馬山荘の向こうに白馬岳山頂も見えました。

稜線上にてようやく望める反対側の景色。
白馬岳の向かいにある旭岳です。
残雪期は登って滑れるんですが、山頂へ向かう登山道はないんですね。

白馬山荘。
ここにザックをデポして、目の前の白馬岳山頂に向かいます。
が、すでに雲が~

そして、山頂では何も見えず。。
まあ、空いてますよね(笑)
これが今回の100名山ひとつめ。

天気が良ければ杓子岳、鑓ヶ岳と白馬三山のピークを全て通って天狗山荘に向かおうと思っていましたが、いつ雨が降ってもおかしくなさそうなので、巻けるところは巻いて先を急ぎます。

鑓ヶ岳へ登っている途中から振り返った杓子岳が格好良い。
この鑓ヶ岳の山頂付近で雨が降り出し、この日の写真はおしまい。
天狗山荘まで急いで向かったのでした。

2日目に続きます。