2013年8月23日金曜日

8/11~8/15 栂海新道で日本海へ Day.2 (白馬大池~朝日小屋)

2日目(2013.8.12)

この日の行程は朝日小屋までCTで8時間半程度。
涼しいうちに最初の登りを済ませておきたいので、4時過ぎには出発。
満天の星空でペルセウス座流星群が見ごろということもあり、空を見上げていると流れ星がいくつか見えました。

白馬大池山荘で水は無料で補給できますが、多分雨水で消毒の味がする気がします。

ヘッドランプをつけて登りだし、ある程度登ったところで振り返ると、既に白馬大池の向こうの空が明るくなりだしていました。
予定では小蓮華山頂で御来光を見るつもりだったんですが、間に合わなそうです。

登りだして1時間もしないうちに稜線に。
徐々に明るくなっていくなか、静かに稜線歩きが楽しめるこの時間は大好きです。

冬場に白馬でBCをやっていると、よく名前が出てくる船越の頭。
ここから自然園方面や夏の金山沢をチェック(笑)
五竜や鹿島槍はもちろん、奥に槍ヶ岳もうっすらと見れたので、この先日が昇るのが楽しみです。

これから向かう雪倉岳方面。
綺麗なので写真を撮りまくっていると日が昇り始めました。

雲海からの御来光です

白馬岳と杓子岳。
間に剱岳も顔をだしています。

五竜・鹿島槍方面。
絶景です。

小蓮華山頂。
展望良いですが、この辺はいつも風が強いイメージ。
じっとしてると寒いです。

こんなに天気が良いのに白馬山頂をスルーしていいのか?!と、何度か自問自答しましたが、この先の事を考えて諦めたのでした。

少しだけ白馬方面に登ったところにある三国境。
長野・富山・新潟の県境ですが、ここから富山・新潟の境目に沿って、写真中央の雪倉岳を目指します。

高山植物の女王 コマクサがいくつか。

雪倉岳もなかなかイケメンです。

鉢ヶ岳斜面のお花畑。
花は色々咲いてました。

雪倉岳避難小屋。
ここから登りが少しきつくなるので、ここでランチ休憩としました。

ランチはシーフードヌードル。
WILDOのスポークじゃ麺類は食べづらいかなと思いましたが、カップラーメンは麺がからむので特に問題ありませんでした。

避難小屋から少し登った所から白馬岳、旭岳方面を振り返って。
今まで来た道はもちろん、剱岳も見えてます。
三国境からの道を夏に通るのは初めてなんですが、数年前のGWに白馬岳と旭岳の間を滑って雪倉岳に登り返し、蓮華温泉に滑りこむというBCツアーに参加したことがあり、ここ滑ったなぁという斜面が見えたりして懐かしい気分で歩きました。
これから向かう朝日岳はまだ滑った事がないので、雪倉と絡めてまた滑りに行ってみたいです。

山頂の手前からは、朝日岳と左下の朝日平にある今日の目的地、朝日小屋が見えました。
まだ結構あるな・・・というのが正直な感想(笑)

雪倉岳の山頂はわりと広くゆったり休めます。

白馬大池からの今まで辿ってきた道も丸見え。

360度の素晴らしい眺望です。

途中のお花畑。

雪倉岳からは、こんなに?という位下ります。

ツバメ岩。
地図に水場マークが付いていたのですが、確認出来ませんでした。

地図に常水と書かれている水場。
冷たくて美味しい水で生き返りました。

水場の先からはしばらく木道になります。

僕はそんなに詳しくないですが、お盆に水芭蕉が咲いていると皆さん珍しがっていました。

水平道という名前なのに、やたらアップダウンが多く、そろそろ疲れたなぁと思ったころにようやく小屋が見えました。
あと一息~

水谷コルで朝日岳からの道と合流し、最後の階段を登ってあとは歩くだけとなった時はほっとしました。

雰囲気の良い朝日小屋。
コーラを買おうと思ったら残念ながら完売。
ポカリスウェットを買いました。
缶は捨てられるけど、ペットボトルは持ち帰りとのこと。

テントは一人500円。
そんなに混む事もなく、快適に過ごせました。
外トイレは綺麗だけど紙はなし。
水は美味しいです。

今日の晩御飯は、SEIYUで100円位で買ったフライパンで作れるナポリタンに初挑戦。
乾麺よりも重量はありますが、ゆで汁が出ないし、楽かなと。

刻んだ野菜とスライスしたカルパス、つぶれちゃったけど目玉焼きを添えて。
わりと美味しかったです。

到着したころには雲がかかって見えなかった朝日岳も、食事中にはすっきりと望むことができました。

17時半頃には食事を終え、この日も19時前には眠りに着きました。


3日目に続きます。